2022年6月30日に、キングダム725話が公開されましたよね。
今回は桓騎の奇策により、李牧が首をかしげる状況まできました。
実は725話のあとは休刊(おそらく1週間)ですから、間をあけて726話の公開となります。
・キングダム726話のネタバレ予想・考察
・キングダム725話の感想
についてお話ししますので参考にしてみてください。
当ブログのキングダム考察は、画像や文章の引用等一切行っておらず、あくまで独自の予想を中心としています、ご了承ください。ですからネタバレというよりかはこうなるかもしれない、こうなったらいいな、という予測となります。
目次
- 1 キングダム725話の感想「2022年6月30日発売」
- 2 キングダム726話のネタバレ予想と考察
- 2.1 キングダム726話:桓騎の狙いについて
- 2.2 キングダム726話:桓騎の真の狙い
- 2.3 キングダム726話:李牧の挽回策
- 2.4 キングダム726話:桓騎軍の幹部達の適応力
- 2.5 キングダム726話:軍師に相応しくない摩論
- 2.6 キングダム726話:姿が見えない幹部達
- 2.7 キングダム726話:誰にも教えなかった理由
- 2.8 キングダム726話:援軍が来る可能性
- 2.9 キングダム726話:桓騎の狙いについて
- 2.10 キングダム726話:これからの李牧の幹部達
- 2.11 キングダム726話:これからの飛信隊隊長李信
- 2.12 キングダム726話:再び前線に戻る蒙恬
- 2.13 キングダム726話:復帰する羌瘣
- 2.14 キングダム726話:王翦軍が援軍である可能性
- 2.15 キングダム726話:謎の十字陣形が攻撃型に変わる可能性
- 3 キングダム726話ネタバレ考察のまとめ
キングダム725話の感想「2022年6月30日発売」
キングダム725話は、桓騎軍が動き出したところからはじまりますよね。
桓騎軍は本当に動きが読めず、李牧も手をこまねいているもよう。
しかも、今回は珍しく陣形を取っているため余計に先が見えないですよね。
李牧いわく、桓騎軍の陣形は見たことがなく存在しないものだと考えているようです。
さらに深く考えると李牧は、陣形自体が見せかけではないのかと断定しました。
おそらく、今まで桓騎軍は奇襲攻撃がメインだったということと、初の陣形により中身がないと判断したのでしょう。
しかし、そんな無意味な陣形を桓騎軍がとるとは思えません。
桓騎軍が攻撃にでるかと思いきや、いちぶの部隊をちょっと進めては戻すことを繰り返してしました。
はたから見れば、意味が分からずに混乱してしまうでしょう。
いやはや、桓騎は天才すぎて李牧ですら手の打ちようがないという感じがしましたね。
キングダム726話のネタバレ予想と考察
キングダム726話:桓騎の狙いについて
前回では桓騎が特殊な陣形を組み、さも何かありそうな事を仕掛けて来ましたがそれは結局夜までの時間稼ぎでした。
今の状況だと桓騎軍は壊滅してしまうので、おそらく夜暗くなってからは野党の桓騎軍に軍配が上がり、戦い慣れていない趙軍を減らしていくかその場から離脱するのだと考えられます。
桓騎軍にはゼノウ一家のように殆ど獣のような一家もいるので、おそらく夜襲は得意なのではないでしょうか。なので、次号では桓騎軍による反撃または上手くその場から離脱する次の作戦が明らかになってくると考えます。
ただ、桓騎はいつも相手の考えている更に上をいく作戦を打ち出して来るので、夜になって李牧がどう動いて来るかによって行動を変えて来るのかも知れません。
キングダム726話:桓騎の真の狙い
キングダム第725話の最後に、桓騎は意味深なことを摩論に言いました。誰もが生きることだけ考えている中、桓騎だけは誰もが思いつかない策のために準備していました。
桓騎が全員の時間を無駄にしていた理由は二つ考えられます。一目は全軍が夜中に趙軍から逃げられるためです。普通の兵なら夜になれば行動不能になりますが、元野盗である桓騎軍であれば夜中でも余裕に逃げられます。
そして同士討ちが発生する可能性があるので、夜になれば趙軍は思うままに戦うことができなくなります。二つ目は援軍を待つことです。宜安の戦いは圧倒的不利な戦いですが、桓騎が時間を無駄にして無理矢理戦局が日暮れまで長引いたから、援軍が宜安まで向かうのに必要な時間を稼ぎました。
キングダム726話:李牧の挽回策
李牧は策略を持つ男ですが、桓騎に誘導されていました。李牧は桓騎を討つために大軍や必勝法を準備しましたが、宜安の戦いが進むほど李牧の慎重すぎる特徴は桓騎に利用されました。
これから桓騎が何をするのか、誰にもわかりません。ですが、桓騎の狙い通り夜に近づいた今、李牧に残されている時間は多くないのです。
これから李牧がこの局面を挽回する方法は一つあります、それは進軍を徹底することです。夜になれば桓騎軍は本領を発揮できますが、それまでにまだ時間があります。舜水樹や馬南慈などの信頼できる幹部を多く出動させて進軍を徹底できれば、夜が来るまでに桓騎の首を取れる可能性はまだあります。
もし李牧がまた慎重しすぎたせいで時間を更に無駄すれば、宜安戦の勝敗がわからなくなります。
キングダム726話:桓騎軍の幹部達の適応力
まだ奇策を思いつく桓騎はさすがに強いのですが、桓騎が思いついた作戦についていける幹部達も相当強いのです。十字陣形のことやこれからの作戦について桓騎は誰にも言っていませんでしたが、幹部の黒桜や厘玉はまるで桓騎の狙いがわかっているように、いいタイミングで進軍を止めました。
絶体絶命の状況に、必死で味方を助けに行くことや趙軍を皆殺しに行くことは当たり前なのですが、黒桜や厘玉はそんなことをしませんでした。二人が進軍しすぎたとしても何の影響も出ないのですが、絶妙のタイミングで進軍を止めたから桓騎は呼びやすかったのです。
あの状況でまだ桓騎の思考についていけることから、二人は長い間桓騎についていたことや二人は本当に桓騎をよく知っているのがわかります。
キングダム726話:軍師に相応しくない摩論
摩論は自分のことを桓騎軍の軍師だと自称していますが、摩論は宜安の戦いで軍師としての仕事を全然していませんでした。
宜安の戦いが始めた頃圧倒的な兵力差があるから恐怖を感じているのは仕方ないことですが、摩論はそれ以降再起不能になりました。そして驚くことに、桓騎が奇策を準備したのに、摩論は全然ついていけなかった。
扈輒軍との戦いの時もそうでしたが、摩論は今回の戦いでも軍師としての活躍はありませんでした。摩論に軍師の才能を持っていないような描写から考えれば、おそらく摩論はオギコと同じ理由で、桓騎が面白いと思ったから摩論を軍師にしたのでしょう。
理由はまだ判明されていませんが、桓騎は軍のことを知っていますが、わざわざ軍のルールに従わない傾向があります。実際作中では摩論には軍師としての活躍は全然なくて、料理人としては非常に活躍しました。
キングダム726話:姿が見えない幹部達
宜安の戦いが始めたから桓騎は日暮れまでずっと時間を無駄していましたが、いまだに姿が見えない幹部はいます。桓騎が気に入っているオギコ、非常に凶悪なゼノウ一家、拷問好きの砂鬼一家、この幹部達の姿はいまだに全然描かれていません。
砂鬼一家は拷問が仕事の一家だから今回の宜安の戦いに参戦していない可能性はありますが、オギコやゼノウがいないのは不自然です。この幹部達がいない可能性は二つあります。一つ目は趙軍の後方へ回ったことです。
戦略などに向いていないゼノウ一家やオギコを桓騎が先に趙軍の後ろへ移動させた可能性はあります。戦略に向いている幹部だけ残して、他の幹部を趙軍の後ろへ回せば、誰にも気づかないうちに挟み撃ちになることが可能です。
二つ目は別の場所へ攻めに行ったことです。ゼノウ一家やオギコは高い戦闘能力を持っているので、桓騎が先に別の場所へ攻めに行かせる可能性はあります。
キングダム726話:誰にも教えなかった理由
桓騎が作戦内容を伝わないのはいつものことですが、今回の宜安の戦いはいつものと違って、桓騎は作戦内容を誰にも伝えていなかった。いままでの戦いでは作戦の内容を知っている幹部は少なくとも数人いますが、今回だけ桓騎が何を考えているのか誰も知らなかった。
桓騎がいままでと違ったのはおそらく幹部だった雷土を失ったからと思われます。扈輒軍との戦いで桓騎は作戦内容を雷土に伝えたから、その内容を知った雷土は作戦が成功できるように奮戦しました。その結果、雷土は敵にとらわれて死にました。
雷土を失った時の桓騎は動揺していなかったのですが、二度と幹部を失われないように、今回の桓騎は作戦の内容を誰にも伝えなかったのでしょう。
キングダム726話:援軍が来る可能性
先に結論から言います、宜安の戦いに援軍が来る可能性はあります。宜安の戦いが始めた当初、突然の罠に落ちた秦軍が援軍が来るまで持ちこたえないと思っていましたが、桓騎が李牧の慎重すぎる特徴を利用して、無理に戦局を長引きました。
そして時間を十分に稼いだ今、他の部隊からの援軍が来る可能性は増えました。戦争が始める前に、桓騎が他の六大将軍と会話したシーンは描かれていませんでしたが、桓騎と同じ王翦も聡明な男なので、桓騎は既に連絡を送った可能性はあります。
史実上、王翦はこれからの戦いに更に活躍するので、今回の援軍が王翦軍である可能性はあります。キングダムでの桓騎と王翦は昔同僚のような関係を持っていたので、二人に特殊な連絡方法があってもおかしくないのです。
キングダム726話:桓騎の狙いについて
最新話の最後で桓騎が無駄な時間を使ったことが気になりますね。普通に考えるなら時間を稼いで遅れている王翦軍の立て直し、到着待ち、飛信隊の回復を待つための時間を稼いでいたのでは?と考えますが、桓騎将軍がそこまで考えているかは微妙なところです。
最後のコマで李牧が焦るような描写もありましたので、何らかの策を講じているのは間違いありません。これまでの戦いを見ても、桓騎の戦いは被害を抑えて大将首を狙うというものに特化しています。予定外の被害もありましたが基本戦略はブレないと思います。
時間を稼いで援軍を待つというのも桓騎らしくないと思うので、単純に兵糧が尽きるのを狙っているのでは?と考えてます。
キングダム726話:これからの李牧の幹部達
趙軍の兵士達はこの事実を認めたくないのですが、李牧が桓騎に誘導されていたことは事実です。李牧が既に大軍や必ず勝てるような戦略を用意したのに、それでも桓騎に翻弄された事実を知った時、趙軍の士気は下がるのでしょう。
秦軍に逆転されないように、李牧の幹部達がこれからどう動くのかがすごく大事になってきます。カイネ、馬南慈や舜水樹などの幹部達が趙軍の兵士達の士気を保つことができて、すぐに進軍することができれば、桓騎を討てる可能性はまだあります。
夜が来るまでの間に趙軍が動き出せば、チャンスはまだ残っています。ですが、もし幹部達が李牧の判断を待つことにしたら、趙軍は最後のチャンスを失い、悲惨な結果を迎えることになります。
キングダム726話:これからの飛信隊隊長李信
李牧の籠から突破できた飛信隊はおそらく、既に遠い場所まで逃げられたのでしょう。飛信隊が突破できた当初、李牧は援軍を送る余裕がありましたが、桓騎の一連の不可解の行動に気を取られた後、李牧が援軍を送った描写はありませんでした。
李牧がこれから足の速い部隊を送っていなければ、もう飛信隊を追いつくことはできません。自由になった飛信隊にできることは非常に多いのです。趙軍の後方へ回ることができれば、そのまま戦場から逃げることもできます。
隊長の信は兵士を無駄死にする桓騎のことが大嫌いなのですが、そのまま無視して逃げることは考えられません。全員とはないのですが、おそらく信は羌瘣とともに、桓騎を助けるために戦場へ戻ると思います。
キングダム726話:再び前線に戻る蒙恬
蒙恬は青歌軍の将軍の一人、楽彰によって重傷を負わせましたが、蒙恬は死んでいません。幸いなことに蒙恬が最後に描かれた時、彼の意識は戻ったのです。あの時の蒙恬はすごく弱まっていますが、数時間以上が経った今、蒙恬の体調が少しだけでも良くなった可能性はあります。
蒙恬は責任の強い将軍で、体調が悪いという理由で戦場から下げることは考えられません。六大将軍の一人の桓騎が一連の意味不明な行動をしていたおかげで、李牧は援軍を楽華隊の方へ送る余裕がありませんでした。
楽華隊の兵士達がこの絶好機を利用して、全力で蒙恬を回復させれば、蒙恬が再び前線で活躍する可能性は非常に高いのです。蒙恬が前線に戻って、再び飛信隊の李信や河了貂と手を組めば、驚くべき作戦を思いつけるのでしょう。
キングダム726話:復帰する羌瘣
李牧が時間をかけて用意した籠を突破するために、蚩尤族の羌瘣は自分の呼吸を全部使いました。呼吸を使い切った羌瘣は大量の血を吐き出した上に、戦闘不能な状態になりました。非常に大きな代償を払いましたが、羌瘣や飛信隊にとって大きな収穫が得られました。
飛信隊は青歌軍に大ダメージを与えた上に、全軍が李牧の籠を突破できました。これほどの戦績を得た羌瘣の名前は間違いなく中華全土に伝わるのでしょう。すが、まだまだ足りません。将軍の座を目指している羌瘣にはもっと大きな戦績が必要なのです。
史実上、羌瘣が王翦と一緒に戦争をしたことはあります。キングダムでは羌瘣はいずれ王翦と共に戦うのですが、いまだに二人は接点がありません。これから王翦が羌瘣という化け物を発見できるように、羌瘣はこの戦いにもっと活躍する必要があります。羌瘣には休む時間がありましたので、回復して戦場に戻れることはおかしなことではありません。
キングダム726話:王翦軍が援軍である可能性
先に結論から言います、王翦軍が援軍として宜安の戦いに参戦する可能性は高いのです。宜安の戦いが勃発する前に、桓騎は王翦と連絡を取り合った描写は描かれていませんでしたが、二人とも聡明な人間である上に、蒙驁の副将を担ったことがありますので、そんな二人が特別な方法で連絡を取ったことは考えられます。
作中での桓騎や王翦が会話したシーンは多くありませんが、二人は説明がなくともお互いが考えていることを理解できます。
そして偶然なことに、作中での桓騎や王翦は道徳に縛られていない人間で、瞬時に秘策を思いつく才能があります。そんな二人は戦争が始まる前に、もしくは戦争の途中に特殊な方法で連絡を取ったことはおかしくありません。
キングダム726話:謎の十字陣形が攻撃型に変わる可能性
夜になった後、桓騎軍が全員一斉に逃げる可能性は高いのですが、それでは桓騎が手に入れたいものを入手することができません。もし桓騎は本当に今回の宜安の戦いに入手したい物があれば、今の十字陣形が変形することはおかしくありません。
李牧は桓騎が考えた十字陣形は役立たない陣形だと思っていますが、桓騎の運用次第化ける可能性はあります。宜安の戦いが開戦した以来、桓騎軍の幹部は多く描かれていましたが、戦闘能力の高いオギコやゼノウ一家は全然描かれていませんでした。
ゼノウ一家が宜安の戦いに参戦していない可能性はありますが、桓騎が大好きなオギコが参戦しないことは考えられません。ということから考えれば、桓騎は李牧をえぐるためにオギコを温存したとも考えられます。
キングダム726話ネタバレ考察のまとめ
キングダム726話は、桓騎の異質な作戦により李牧を戸惑わせることが想像できます。
李牧の1歩も2歩も上を行く桓騎の戦略に、どうなるのかが楽しみですよね。
キングダム726話も桓騎軍が中心になって動きそうです。
キングダム725話の時点で休刊となりますので、それまではしばらくお待ちくださいね。