キングダムの最新話が2024年8月29日に公開されました。
今回は、飛信隊と謄の軍で、南陽城を無血開城するという大胆な作戦にでました。
謄も信も、キングダム内では人の心を持っているというか、優しさが垣間見れるため、むやみやたらに攻撃をしない、というのが見られた回でした。
しかし、とある人物により状況が変わろうとしています。
目次
キングダムネタバレ最新話の感想
謄は南陽城の人たちに敬意を払っている
謄は総大将という立ち位置にいながら、南陽城の人々へ攻撃を一切しない、という選択をとりました。
これは無血開城という秦軍にとってはメリットでしかない作戦のため、むやみやたらに敵軍を攻撃しません。それどころか、韓の人々の無礼もなかったことにし、できるだけ気づかいをしているような感じがしました。
南陽城の城主、龍安も謄へ敵意を見せることなく、城を案内するというところまで行動しています。これだけの軍がいれば悪さをする奴が絶対にいますが、謄はそれを厳禁にしました。当然、信も納得しています。
咸陽から来た師団が全部を台無しにする
秦の咸陽から、剛京という長官が南陽城へやってきました。謄はここにずっといられないので、代わりに剛京が長として治めることになります。
しかし、剛京は厳しい表情で韓の旗が立っていることや、龍安が生存していることに憤怒していました。当然、韓の旗を立てる許可をしたのは謄であり、龍安を丁重に扱っているのも謄です。
つまり、剛京は謄のやっていることをすべて台無しにしている、ということです。おそらく立場的には謄のほうが位が高いはずですから、剛京であっても謄の意見には逆らえないはずです。
キングダムネタバレ809話考察
謄は剛京を処罰する
剛京は役人であって、謄は総大将ですから、立場的に謄のほうが位は高いはずです。しかし剛京の意見が咸陽からのものであった場合、逆に謄の立場が危うくなる可能性があります。
おそらく、謄は剛京の意見に従うことはありませんので、最悪、剛京を処罰するかもしれません。無血開城をしても、剛京は韓の人々を制圧し、逆らえば処刑すると言っているので、謄はいい気分ではないはずです。
こういうときに、王騎将軍がいればもっとよかったのにな、って思いますね。
信が動く
謄の立場を考えて、信が剛京に物申す可能性も考えられます。無血開城してくれてるんだから、そんなことする必要はない、と。信も今や将軍ですから発言権はしっかりありますし、処罰を恐れて黙っていることは絶対にありえません。
剛京がどれほど偉いのかは分かりませんが、信には昌文君や嬴政という、とんでもない味方がついているのである程度無茶はできるのでしょう。
信もガツンと言う人間ですし、最悪、剛京に攻撃をすることも考えられます。あくまで可能性ですが。剛京的には何も納得できるものはないでしょうけど。
韓の王安は残念な将来を進むことになる
キングダムの韓の王でもある王安は、趙の王とは違い、穏やかそうですし、韓非子の件でもお世話になった人物だと言えます。謄や信から見れば、王安王は憎い相手ではない、ということですよね。
物腰も柔らかそうなため、多くの人が慕っているに違いありません。しかし、史実によると紀元前226年に王安は処罰の対象となりそこで人生を終えてしまっています。キングダムの809話はまだそこまで話は進んでいませんが、韓は消滅し、王も消滅するということになるのは間違いありません。
南陽城の龍安はくせのある人物?
龍案は南陽城の城主ですが、一見、気の弱そうな人物ではありますよね。
しかし、龍案は名君だからこそ、城主になっているわけですよね。韓非子みたいに性格はおとなしいけれど、裏ではかなり考えて城を守ろうとしているに違いありません。もしくは、李牧と手を組み、どうにかして秦軍を撤退させる、など、あらゆることが考えられます。
ただ、今回に限って言えば李牧も手が出せなさそうな気はします。なぜなら、韓は陥落するからです。李牧に限らず、魏軍からも邪魔は入りますが、それに関しては昌平君が策を練っていましたので問題ないかと思われます。