キングダムの最新話が公開されました。
今回は、信が温計に刺される可能性がありましたが、信はそれを見抜いていたので
しっかり刃を受け取り怪我なく済みました。
しかも、それをとがめようともしません。
信はもう大将軍に近い立場になりつつあるのに、この器です。
今の時代にもいえますが、変化をしていく重要性というのはこのキングダムでも学べます。
目次
■キングダム最新話の感想
温形の過去!
前回のキングダムの最後で温形のおじいさんが信に向かって短刀を突きつけてしまうと、なんともとんでもない展開になってしまいました!
これは流石にヤバいでしょう。
まして信を殺そうとしたとなれば、もはや言い逃れはできません!
これは死人が出る大問題です!
でもなんで温形のおじいさんは信を突然殺そうとしたのか?
あれ程、信の事を恐れていたにもかかわらず、自殺行為に等しい行動を取った温形のおじいさんは、どうやら秦の兵隊に娘と孫を殺されたみたいです。
家族を奪われた過去があり、しかもそれは20年前の事だと言うらしいですが、家族を奪われた当人にとっては20年経とうが100年経とうが恨みは晴れないでしょう。
この温形のおじいさんは20年間もずっと娘と孫が殺された時の光景を思い出していたみたいです。
いわゆるPTSDってやつですね。
信の想い!
過去の喪失感に囚われてしまっている温形のおじいさん。
彼の恨みは当然に解ります。
家族を奪われた人間にとって恨みのある国の人間と食事なんて出来はしません。
まして人々を統率する責任を持つ立場の温形のおじいさんが、被害が出てしまうにも関わらず、こんな事をしでかしてしまうのは、それだけ恨みが深いって事です。
そんな温形のおじいさんに信は、激高することもなく、温形のおじいさんの恨みを受けてくれます。
そして秦王が目指しているのは、力による支配ではなく、温形のおじいさんみたいな人間が生れない世界を作る為に奮闘しているのだと語ります。
秦や韓だと言わず、混ざり合いながら痛みも喜びも共有することのできる社会を作る事が秦王の望みなのだと、実に秦の言葉には重みがあります。
今まで多くの死闘を繰り広げてきた信にとって、国という存在や、戦で勝つ事や負ける事で得た経験は彼を大きくしてきたのでしょう。
信なりに統一に向かう秦王の想いを汲み取り、また踏みにじられた力なき者の想いを受け止め、その刃を否定せずに受け止める信は、もう一人の英傑となっていますね。
温形のおじいさんの恨みを受け止め、その恨みが晴れるまで向き合うという信の言葉に、温形のおじいさんはどう動くのでしょうか?
雨降って地固まる!
信の言葉は今まで戦い抜いてきた人生の重みのある言葉でもあります。
温形のおじいさんに娘や孫は傍にいると言い、前に進めと応援しているのだと語る言葉は、死の淵まで行った事のある信だからこそ、言える言葉なのでしょう。
聞こえによっては偽善的な言い回しかもしれませんが、喪失感に嘆くよりも生きていくしかないのだからと、辛い現実を語る信。
今まで多くの仲間を失いながらも前に進んできた信だからこそ、言える重みのある言葉なんでしょう。
決して軽んじたら言い回しではなく、同じ喪失感を持っている同士だからこそに、告げることの出来る言葉と、信の想いに温形のおじいさんは娘と孫の死を受け入れたと思います。
この事件の後、斬りかかった事は事件にせず、事なきを得る結果となり、そのおかげか住民達と少しだけうち解けたみたいです。
まあここで恐怖で縛っても、同じ事ですからね・・・
羌瘣とイチャイチャ!
今回は信と羌瘣のイチャイチャがありましたね・・・
理想の国を作るにはどうすれば良いのか?
信にとって今回の悩みは中々に答えの出ない問いかけとなってしまいました。
彼もどうしたら誰もが憎むこともなく、平和に過ごせるのかと、考えているようですが、羌瘣から信が考えても解ることではないと言われてしまいます。
辛辣な意見だと思われるも、確かに信が考えても解るわけはなく、例え頭の良い人が考えても答えなんて出せはしません。
誰もが簡単に解り合えば、そもそも戦争なんて起きませんからね。
でもこんな時代でも他人が他人を思いやれる世界をどうすれば実現できるのかと考える信に、羌瘣は嬉しそうです。
羌瘣って、時々とんでもなくデレに入る事がありますよね。
こういう可愛さが信を射止めてしまう要因になったと思います。
このまま二人には幸せになってほしいものです。
これからすべき事!
さてこれから信がすべき事は、まずは兵力の増強と、新しく仲間に加わる癖の強い部族をまとめていくことです。
特に邪毛族と俔馬族と凡冥と呼ばれ部族は、中々に癖の強い一族みたいです。
邪毛族は異様に背の高い種族らしく、信の事を背の引く小さな男だと不思議がっていましたね。
信は決して背の低い男ではないのですが、この邪毛族ってどんだけ背が高い部族なんでしょうか?
まあこれだけ背が高いと戦いに役に立ちそうです。
そして次の俔馬族は、馬を自在に操れる種族らしく、馬と会話をすることが出来き、信に馬語で話してしまうなど、これもまた癖の強い一族ですね。
ただ凡冥は、粗暴な一族らしく簡単に言うことは聞かない様子。
しかも信に対して喧嘩を売ってくるなど、自殺行為のことをします。
まあ当然に信に返り討ちにあったのですが・・・
これで信の部隊も新しくなると、飛信隊の新編成が昌平君によってまとまります。
はたしてどんな編成になるのか?
次回に続きます!
キングダムネタバレ最新話812話の考察
次回は部族間交流会?
さて今回のキングダムでは色々と複雑な想いが交錯する回となりましたが、一応は解決したとみるべきでしょうか?
でも問題は山積みで、今の信にしないといけないのは、癖の強い、強すぎる部族をまとめなければいけないことです。
この邪毛族と俔馬族と凡冥の三部族はあまりにも癖が強すぎます。
これって間違い無くトラブルの元になりかねないと思いますね。
特に凡冥は野党に近いような悪人面の面々で信に対して反抗的な態度を見せています。
次回あたりで何か揉め事を起こすのではないのかと睨んでいます。
例えば、韓の住民に対して不埒な行いをするのではと、信とぶつかりそうな気がしますね。
そして邪毛族と俔馬族とも何か揉め事を起こしそうな予感があります。
俔馬族は馬を食堂に入れてくれないと怒り、邪毛族は小さすぎて入れないと住民の家を壊したりとか、色々と問題を起こしそうです。
前途多難とはよくいったモノかもしれません。
信、苦労する!
次回では部族同士の間を上手く取り持つために、色々と信が苦労しそうな予感がします。
まず邪毛族と俔馬族と凡冥の三部族の長と、一騎打ちを迫られてしまうかもしれませんね。信が本当に使えるに値する男なのかと、激突する親善試合みたいな展開になっていき、信の配下と激突するのではと、変に言葉で語り合うよりは、腕試しで競い合って仲を深めていく展開になるのかもしれません。
ただここで気になるのが、この邪毛族と俔馬族と凡冥の三部族の長はどんな感じの人間なんでしょうか?
邪毛族は背の高い大男と予想出来ますが、俔馬族の長はポンヂと何か癖の強そうな紳士的な人物でしたが、こういうタイプほど変態みたいな部分があるんですよね。
馬を妻にしているとか、とんでもない性癖を露わにしそうです。
そして凡冥!
これは中々に問題のありそうな面々です、こういう野蛮な一族を束ねているのはたいてい女性かもしれません。
信の事を気に入り、嫁入りを考えるのかと、そんなトラブルな展開を期待します!
温形のおじいさんはどうなるのか?
今回のお話で最も気になるのが温形のおじいさんです。
過去に家族を失っていたと、悲しい過去があった温形のおじいさん。
気持ちは解りますが、まさか信に対して刃物を向けてしまったので、何か良からぬ事に巻き込まれてしまうのではと考えてしまいます。
信の部隊によって殺されてしまったと、惨殺された温形のおじいさんと、韓の人間を焚き付ける様な勢力が反乱を企てている可能性があるでしょう。
温形のおじいさんには、これから幸せになって欲しいですが、何か悲劇的な最後を迎えるのかと不安があります。
信のおかげで過去のトラウマを乗り越えられそうなのに、一騒動を起こそうとする輩が何かをしでかす際に、温形のおじいさんは良い的になってしまいますからね。
例え殺されなくとも、信を守って死ぬのではと、色々と不安が残りますね・・・
何かの揉め事の火種にされないかと、心配です。
蠢く悪意!
今のところは韓の人間と上手く交流をしてはいますが、次回あたりで何かありそうな気がします。
何せ支配している側と、されている側では中々に解り合うことは出来ないものです。
上手くいっていると思わせるも、少しの事件が起きてしまえば瞬く間に壊れてしまうものと、相場が決まっています。
ここで何か大事の事件が起きれば、瞬く間に平穏は打ち砕かれ、反乱が起きてしまうでしょう。
特に韓の人間が何か反乱を起こすのではと、また他国からの間者による破壊工作が起きるのではと考察されます。
諜報は戦の時代ではよく行われていた計略ですから、これを使用するワケはありません。
一悶着をしながら韓の人間と解り合う展開になるのか、それとも信の心に傷が残る可能性があり得るかもしれません。
上手く切り抜けて欲しいですね。
騰はどう動くのか?
さて今回も騰の出番はありませんが、次回あたりで騰の出番があるかもしれませんね。
何せ韓を理想郷にすると、思い切ったことをしでかしてしまった事で、秦王に対して何か謀反の動きがあるのではと嫌疑を掛けられまいかと、気になるところです。
韓の国を平定するにはまだまだ問題は山積み。
秦王の目指す国作りは中々に大変な状況で、秦の国の中にも不安要素は山積みです。
騰に対してどんな想いを抱くのかと、秦王のさじ加減で騰の運命も変わってしまうので、次回あたりで秦王を取り巻く複雑な政治状況の政治劇が繰り広げられるかもしれません。
秦王に対して国を統治するのは容易では無いと言う者や、もっと厳しくしないと韓の民が反乱をしでかすと、意見が飛び交うシーンがありそうです。
はたして秦王の決断はどうなっていくのか?
騰の運命と共に気になるところですね!
まとめ
今回のお話では信の成長が窺える内容でした。
彼もいつまでも戦場で戦うだけの男ではなく、国を見据えて考える男になっていくのでしょうね。
でもそれは今まで信が行ってきた事のない、政治の問題であり、はたして信はこれから起きるであろう民との問題をどうやって自分の采配で片付けていくのか?
彼の新たな成長が見れるかもしれません。
戦で奪われていく弱き民を見て、信はいったい心の中で何を学んでいくのか?
武将として強いだけではいけないのだと、真剣に悩む信。
今後の彼がどんな成長を遂げていくのかと、一つの問題に当たっている状況でもあります。
信の目指すモノはいったい何なのか?