韓で起こる一騒動と、本当に人々が解り会える国は作りあげる事が出来るのかと、信の悩みが晴れぬままに、飛信隊も新たな編成が組まれることとなる第812話!
今回のお話では飛信隊の新たな配置転換と、地位が与えられる事となる飛信隊メンバーは誰なのかと、興味をそそる内容となっております!
そして気になる飛信隊の人事異動もそうですが、韓国を上手く取りまとめられるのかも気になるところ!
はたして互いに分かち合う事の出来る支配は可能なのかと、今回のキングダムのお話が始まります!
目次
キングダム最新話の感想
河了貂の人事発表
さて今回の物語のスタートは飛信隊の人事発表となりました!
河了貂が練りに練った人事。
はたして誰が出世することになるのか気になるところです。
そんな一番手の出世は、なんと干斗です!
特徴的はヘアスタイルの彼が、まさかの百将とこれは大出世ですね!
伊達のあの髪型はしてはいません!
でもこの出世には、なんと崇原の後押しがあったようです。
今のお前は戦場で頼りになるからと、ついに認めて貰った干斗は、今は亡き松左の槍に誓って邁進する事を誓います!
そして次に出世する事になったのは、なんと昂です!
あのか弱そうな坊ちゃんが、まさかの百将に抜擢されると、これも異例の大出世とも言えるでしょう。
しかし責任がのし掛かる役目なので、お腹が痛いと弱きになってしまう昂。
そんな彼に俺の気持ちがわかったかと言いながらも、おめでとうといってくれる尾平と、彼も昂の出世に喜んでいるみたいです!
みんなのアイドル!
さてその後の発表によって三百将は尾平と澤に中鉄。
そして五百将は竜有。千人将は田永と竜川。
二千将は沛狼と田有に我呂と満童。三千将は崇原と、五千将は渕に楚水。
中々の顔ぶれの人事異動となりました!
これまでに多くの激戦を戦い抜いた飛信隊の面々の顔ぶれも精悍な顔つきとなっており、あの尾平がカッコ良く見えてしまいます!
そして羌瘣の軍二万と軍四万を合わせて、飛信隊はついに六万の軍勢として君臨する事となり、信は将軍として大出世を果たしました!
これはまたすごい事になってしまいましたね・・・そして羌瘣の部隊も新編成が組まれることとなります。
二千将は山能に副長の地位ともなります。
そして南陳に文玄と田典。
千人将は田掘と川歳の面々と顔ぶれも立派ですね!
さてそんな中で南陳達がしゃがんで羌瘣の為に動きやすい甲冑を作ると進言してきます。
確かにこれからの戦闘を考えれば、鎧が必要になりますからね。
でも当の羌瘣はいらないと一蹴します。
しかしそれでもなんとか着て欲しいと言う南陳達。
どんだけ愛されているんでしょうか?
もはや羌瘣はみんなのアイドルと化しています・・・
その頃、剛京は?
飛信隊が六万の軍勢となり、今後の戦で大活躍する期待に膨らませている一方・・・韓の支配を任されている剛京は、あいも変わらずに厳しく民を取り締まっていました!
何やら警邏の者が知り合いの窃盗を止める際に一緒にいたことで咎められ、斬左趾の刑に処されるみたいです。
どうやら左足首を切断するというなんともえげつない刑と、絶対にこれだと盗みなんてしたくなくなる見せしめの刑ですね。
あー、現代に生まれて良かった・・・でもこれくらいしないと盗みが横行してしまうの、仕方がない事だと思いますが、これはこれで厳しいモノがありますね。
警邏さんも友達の悪事を止めようとしていたのですが、剛京いわく警邏だからこそ、強盗の仲間にいたことが問題だと指摘されてしまいます。
止めるのではなく、そのまま警邏仲間と共に捕縛していれば問題は無かったという事ですかね。
これに関しては情状酌量の余地はありそうですが、強盗する友達と一緒にいたとなれば、もしくは一緒に強盗をしようとしていたかもしれないと、疑われる要素もありますからね。
疑わしきは罰せよと、秦の法律は厳しいですね・・・
この法律ではまたもや韓の民に反感が浮かれるかもしれませんよ?
事件発生
そんなワケで事件が起きてしまいました!
なんと民の子供が秦の兵士に向けて刃傷沙汰を起こしてしまいます!
これは前回の温形のおじいさんの事件の再来でしょうか?
一体どんなことで事件が起きたのかと言えば、これは十中八九秦の兵士に非があります!
事件の発端は秦の兵士が女子に対して暴行を働き、それを止めようとした彼女の父親が斬り殺されてしまい、兄が仇を取る為に秦の兵士を刺したとの事です!
これってどう見ても秦の兵士が悪いですよね。
でも相手は支配している側ですから、こんな事件をうやむやにしてしまうかもしれません。龍安は今回の事件をなんとか被害者側が罰せられないように抑えようとするも、これは流石に難しいと悩んでいます。
今は囚われている身であり、また秦の兵士を裁くことも出来ない立場。
せめで今回の事件を起こした子だけでも助けようと考えますが、剛京の裁きは秦の兵士を斬首にするという、なんとも驚く采配をしてしまいます。
これには龍安も驚いている様子ですが、龍安いわく法の前に秦の人間であろうとも、韓の人間であろうとも等しく平等だと言いきります!
この剛京っておっさんは以外に良い人かもしれませんね。
コレを見ていた騰も被害者に賠償金を支払い、そして兵士の教育にも徹底せよと命令を出します。
秦の求める国の在り方が見え始めている、そんな前兆かもしれませんね。
出陣
今回のラストは飛信隊が新たに編成され、また南陽の政治も大きく変わりを見せていくなど、少しずつだけ変化が起きているようです。
最初は反発していた龍安と剛京もお互いに意見を言い合いながらも、治安や法を整備させ、安定した治安維持を作りあげていくなど、これが秦王の望んだ新しい国の形かもしれませんね。
まだまだしなければいけない事が多くありますが、一歩一歩と理想の形に向かって動いているようです。
でも周りの国からはどう思われているんでしょうかね?
秦の事だから何か酷い事をしているのではと、警戒されていそうな気がします。
そして年明けを迎え、ついに新しい軍勢が整ったようです。
時代は紀元前230年!
中華全土が注目する事となる韓王都新鄭攻めが始まったと、遂に戦へと動く事になる秦と、次回は新鄭攻めが開始されそうです!
キングダムネタバレ813話の考察
遂に始まる新鄭攻め! はたしてどうなるか?
次回からは新鄭攻めとなるようですが、騰は今回の新鄭攻めに対してどのように動くのかが焦点になりそうです!
騰はあくまでも犠牲を出してでも新鄭攻めを完成させたくないと思います。
犠牲を出さない為にどうやって新鄭攻めを成功させるのかと、次回は騰の策略がメインとなっていくのかもしれません。
南陽の状況を見れば、支配されても別に問題は無いと、相手方に解って貰えれば一番なんでしょうけど、流石に支配者を受け入れる国なんてありませんよね・・・
まして南陽は平和だから、君らも支配されようよと、呼びかけても応じる筈はありません。
攻められる側は、死に物狂い抵抗してくると考えれば、今度の戦も相当数の被害を覚悟しないといけない状況になります。
でも騰は双方の被害を出す事無く、今回の戦を修めようとすると思われます。
はたして互いに血を流さない戦の終わり方なんてあるのでしょうか?
合併を進める交渉
次回の新鄭攻めは無血開城を目指していくのならば、説得して合併を進めていく方法が一番かもしれませんが、流石に相手が素直に合併に応じるとは思えません。
何せ今までの秦の行いなど見れば、色々とやらかしてしまっていますからね・・・
でも騰は武力だけでの支配ではなく、もっと他の方法を模索すべきだと考えており、彼は血を流さない方法で新鄭攻めを成功させよとしています。
はたしてどんな方法で修めていくのかと考えれば、まずは使者を韓王の下に送り、互いに話し合いの場を設けて合併を進めてくるかもしれません。
しかし今まで戦争をしていた相手に、素直に応じることは無いと思います。
戦争を仕掛けられて、その上に南陽まで取られたとなれば、韓王も反発する可能性がありますから、使者は間違いなく殺されてしまう可能性があるでしょう。
その使者に一体誰が向かうのか?
次回の気になるところになりそうです!
龍安、使者となる
さてそんな韓王の下に使者として向かう事になるのは、龍安かもしれません。
今回の件で騰に命を救われており、また民を救って貰った恩もあれば、龍安が韓王に対して説得を試みてくれる可能性もあるでしょう。
しかしそれって大きく死亡フラグになっていますよね?
間違い無く龍安は裏切り者として扱われ、下手をすれば斬首されてしまう可能性があります。
そうなれば、もはや両軍の激突は避けられない状態になってしまいと、これでは騰の思惑と外れた結末になるでしょう。
この状況を確実に治める為には、やはりもっと信頼の出来る人物が同行する必要がありそうです。
はたしてその人物とは?
騰、動く!
韓王と謁見するために騰が龍安と共に向かう可能性があるかもしれません。
これは流石に自殺行為と思われますが、騰にとって今回の戦で血を流すよりも、無血開城にする事が最大の目的と思えます。
今まで多くの同胞の死を目の当たりにし、新しき秦の時代を迎えるために自分の命を掛けてでも、今回の戦を平和に収めようとする騰は、自分の首を掛けてでも、韓王との謁見を望むかもしれません。
龍安も騰のその覚悟に打たれ、共に韓王を説得しようとするなど、まさかの展開になる可能性があります。
しかしそんな事を簡単に認めてくれる筈もなく、信が護衛役として抜擢されてしまいと、共に使者として韓王の前に赴く事になるのではないのでしょうか?
気が気では無い飛信隊の面々が騰の無謀な行動に反感を覚えたりと、次回は荒れそうな予感がします!
韓王は、南陽奪還に動くのか?
次回の始まりでは韓国サイドから始まるのではと思われます。
南陽を奪われてしまい年を明けてしまうなど、韓王にとっては屈辱でしかありませんからね。
秦の進軍を止める為に軍を動かすと思われますが、はたして秦の侵攻を止める手段はあるのかと気になるところです。
韓国サイドでは戦かそれとも講和かと、互いに意見がぶつかっている状態になっているでしょう。
そんな状況の中で、騰から和平の申し出があれば、素直に受け止めてしまうかもしれませんが、韓王もプライドがありますからね。
次回も荒れそうな気がします・・・
まとめ
今回のキングダムは飛信隊の編成と、大いに盛り上がりをみせましたね。
最初は数百人規模の田舎くさい面々の集まりで、愚連隊みたいな連中でしたけど、いまではすっかりと男の顔になった飛信隊の面々。
これからの活躍に期待したいです。
そして南陽の民とも上手く打ち解け合っている様子で、龍安も無事で何よりでした。
これを見る限りは、龍安の身柄は保証されていると考えるべきですね。
それにしても剛京のおっさんも中々に良い人で良かったです。
お堅く、石頭な人物かと思っていましたが中々に柔軟な方みたいですね!
秦の兵士の横暴に対してもしっかりとした処罰を行うなど、根は真面目な方だからこそ、南陽を任して貰えたんでしょうね。
このまま上手く南陽を治めてくれたら幸いです。
さて次回は遂に韓王が動く頃合いだと思われます。
南陽奪還に動くのか、それとも講和に持ち込むのか?
韓国の運命が決まる一戦の行方は何処に向かうのかと、気になりますね!