キングダムの最新話が、2022年12月15日に公開されました。
今回も、桓騎の絶妙な動きと、李牧の行動に目が離せませんよね・・・。
しかも、なぜかゼノウが現れたため、現場も読者も混乱していると思います。
目次
キングダムネタバレ最新話感想
この動画はオリジナルです。キングダム最新話では、桓騎軍のゼノウが現れました。
ゼノウは過去に討ち取られたはずですが、突然でてきました。ゼノウは李牧を目の前にして、まっすぐ突進する。李牧は絶体絶命の大ピンチだと言えます。
そんな危機の中でカイネが参戦します。カイネはいつも李牧を守る役目をしていましたが、メインで戦うのはキングダム史上初です。しかり、カイネはボロボロになりもうだめかと思ってた時に、李牧が助けにきました。
李牧が強敵を倒したのは良いものの、その後ろから弓が飛んでくるところで今回のキングダムは終了です。
李牧はカイネのことがかなり大切な人、だというのがこのシーンで分かります。
秦軍の敵でありながら、李牧とカイネだけ助かってほしいなって思うのは自分だけでしょうか。
この最後の弓が飛んでくるシーンは、キングダムの王騎将軍がほうけんと戦っている最中に弓が背中に刺さったところに似ていますよね。
次回は、李牧が弓で倒されるのか、それともかわして新しい動きになるのかが気になります。
キングダムネタバレ最新話743話
正しい行動を取った趙軍
絶体絶命の状況でも、李牧が率いる趙軍は正しい行動を取っています。桓騎の罠に落ちたのは変えられない事実で、今は李牧が脱出するのが最優先です。趙全軍が逃げられることは絶対に無理ですが、李牧だけ逃がすことはできます。
絶体絶命の状況でも、一人だけ生かすことは可能です。総大将である李牧が生き抜けられるように、周りに一帯いる趙軍は今急いで向かっています。そして李牧の近くにいる兵士達は必死で戦っています。
死傷者はたくさん出ますが、これは間違いなく正しい行動です。趙の全兵士がバラバラに逃げることを選んだとしたら、全滅の結末に繋がります。今は全員逃げるより、一人を逃がすことに集中した方が全軍突破できます。なぜなら李牧が生きている限り、趙には希望が残っています。
桓騎が持つ二つの剣
桓騎は元野盗ですが、それでも彼は他の正式の将軍と同じ、二つの剣を持っています。桓騎がいる限り、桓騎軍は必ず勝利を手に入れます。桓騎軍がずっと勝利を手に入れるのは桓騎が心理戦に得意なのはもちろん、もう一つの原因は桓騎が二つの剣を持っているからです。
この二つの剣があることで、桓騎軍の弱点はなくなりました。桓騎軍は優秀な軍隊と言えますが、一つの弱点があります。それは武力が足りないことです。桓騎軍はゲリラ戦に得意ですが、武力が必要な時はどうして力が足りないです。この弱点をなくすために、桓騎はゼノウ一家や朱摩一家を用意しました。
ゼノウ一家は化け物揃いの一家で、強くて凶暴です。朱摩一家は人数が少ない一家ですが、この戦闘力はゼノウ一家と互角です。この二つの一家がいる限り、桓騎軍は高い武力を使えます。
出動する朱摩一家
キングダムの最新話、第７４２話に朱摩一家は久しぶりに登場しました。朱摩一家は桓騎軍の重要な戦力ですが、登場の回数は非常に少ないです。朱摩一家の登場が少ない代わりに、化け物揃いのゼノウ一家の登場回数は非常に多いです。
趙の扈輒将軍を討伐した以来、朱摩一家は登場していませんでした。ですが、最新話にて朱摩一家は再び登場しました。なぜなら今がその力を必要な時です。趙軍の総大将の李牧を抹殺するために、桓騎は今回の罠を用意しました。
桓騎が設置した罠は見事な物ですが、それでも趙軍は圧倒的な兵力を持っています。全員盾として李牧を守れば、趙の防衛を突破することができません。ですが、朱摩一家やゼノウまで戦場に出た今、武力は足ります。
桓騎が練った作戦
先に結論から伝えます、桓騎が練った作戦は大成功です。どんな作戦でもリスクは存在します。今回桓騎が練った作戦はリスクが高い作戦ですが、そのかわりに李牧を大軍で包囲することができました。このようなチャンスは二度とありません。
そして他の将校が李牧をここまで追い詰めることもできません。桓騎が心理戦の化け物であるから、李牧の心理を的確に読んで、今回の作戦を用意しました。李牧は今回の戦で死なないことは事実ですが、それでも作戦は見事です。
李牧は死にませんが、瞬時に突破することができません。李牧は本能型の武将でも、今回ばかりは最善策を用意できませんでした。李牧をここまで追い詰めた今回の作戦は成功です。
飛信隊の任務
飛信隊はこれから任務を実行します。秦国六大将軍の一人、桓騎が用意した作戦は見事な物ですが、それには一つの弱点があります。それは趙軍の援軍が到着すれば、桓騎や桓騎軍は挟み撃ちを受けます。
桓騎の誘導の下に趙軍や李牧は何度も間違った選択を取りましたが、それでも圧倒的な兵力を持っています。全兵士が盾となり、李牧を死守すれば、援軍が来るまでに耐えられます。桓騎が確実に李牧を討てるように、今の飛信隊には重要な任務があります。
それは援軍になる趙軍を潰すことです。趙軍にはまだ強い軍隊、青歌軍などがいますので、飛信隊が先に潰さなければなりません。飛信隊が先に潰してくれれば、桓騎や桓騎軍が李牧を殺せるチャンスが増えてきます。
絶体絶命の李牧
今の状況は李牧にとって非常に厳しいです。結果的に李牧は生きられますが、今は突破するのがとても難しいです。なぜなら李牧の近くにいる兵士は少ない上に、桓騎が全軍で仕掛けたので、さすがの李牧でも瞬時に対応することができませんでした。
これからの李牧が取れる行動は二つあります。一つ目は援軍を待つことです。近くの兵士が足りないだけで、全体的趙軍はまだ圧倒的な兵力を持っています。李牧がもう少し耐えれば、援軍はすぐに来ます。二つ目の行動、それは近くの兵士達を盾にすることです。
李牧が己の感情を無くして、近くの兵士達を盾にすれば、逃げられる可能性は高いです。桓騎や桓騎軍は確かに李牧を包囲しましたが、刃はまだまだ李牧に届いていないので、兵士を盾にすることで、逃げられるチャンスはあります。
カイネが生き抜ける可能性
先に結論から伝えます、李牧の副官で、好きな相手カイネが今回の戦で生き抜けられる可能性は低いです。桓騎が全軍で李牧を包囲して、武力担当のゼノウ一家や朱摩一家も参戦している今、李牧が脱出するだけでも厳しいです。
李牧は本能型で、非常に優秀な将軍ですが、今回ばかりはすぐに策を用意することはできませんでした。全ての兵を捨て駒として使えれば李牧が脱出する可能性は高いですが、李牧は薄情な人間ではありません。
李牧は情のある人間だからカイネを助けに向かったのです。今のカイネはまだ生きていますが、カイネは自分を犠牲しても李牧を守ると決めていますので、李牧のためにカイネは死んでもかまいません。
桓騎軍が負ける可能性
今は桓騎軍が李牧を率いる趙軍を押していますが、形勢が逆転される可能性は高いです。李牧が今回の戦では死なないことは確定していますので、桓騎の作戦はいずれ破綻します。桓騎が練った作戦は優秀な物ですが、残念ながら李牧は死なないです。
李牧にとどめを刺さなければ、これから李牧が反撃する可能性は高いです。趙軍はいまだに圧倒的な兵力を持っていて、強い将校もたくさん生きています。そんな趙軍が反撃をすれば、桓騎軍は負けます。
今回桓騎が練った作戦は優秀ですが、致命的な弱点があります。それは絶対に逃げられないことです。一撃で李牧を殺すために、桓騎は全軍の力を使いましたので、もし反撃されたら、もう逃げられません。
桓騎軍が取った行動
桓騎が全ての行動を伝えたのか、李牧を包囲したから桓騎軍の皆は正確な行動を取っています。桓騎軍の幹部の一人、黒桜も正しい行動を取っています。キングダムの最新話、第７４２話の最後に、黒桜は桓騎の指示がなくてもある行動を取りました。
そしてその行動は間違いなく戦況を変わります。それは李牧の背後を狙って、矢を放つことです。少々卑怯ですが、正しい判断です。李牧は副官のカイネを守るために多くの体力や精神を消耗したので、背後に黒桜がいるのを気づくことができません。
この一瞬は桓騎軍にとって最高の攻撃瞬間です。李牧の背後に矢を打っても李牧が死ぬことはありませんが、これから重傷になる可能性は高いです。もしくは副官のカイネが代わりに矢を受けて、死ぬこともありえます。
司馬尚が動き出す可能性
桓騎が全軍を率いて李牧を包囲した今、趙の名将で青歌城の城主でもある司馬尚が動くかどうかが気になります。先に結論から伝えます、司馬尚が動き出す可能性は高いです。
司馬尚はまだ正式に登場していませんが、強い将軍であることは間違いないです。司馬尚は五千人で燕の軍隊を撃退したことがあり、その部下達は誰もが恐ろしい人物です。史実上でも司馬尚は大きな役目を果たしていますので、これからキングダムに正式に登場してもおかしくありません。
大勢の桓騎軍の中から李牧を救出するには強い将軍が必要です。その将軍が司馬尚であれば、誰もが納得できます。しかも司馬尚が登場すれば、青歌軍の兵士達は全員士気が上がり、全力で戦ってくれます。
キングダムネタバレ743話のまとめ
キングダムの最新話は、予定通り進みました。
今回はゼノウの登場だけではなく、カイネと李牧の絆の強さを見られたような気がします。
李牧もカイネも敵ですし、秦軍としては倒したい相手ではありますが、2人仲を見ているとうまく脱出して盛り上げてほしいなと思っています。
